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ホルモン補充療法(HRT))でアンチエイジングを

 アンチエイジングとは抗加齢療法と訳され、加齢によるホルモンレベルの低下や免疫力の低下、年齢とともに増加する酸化ストレスなどを抑えることにより老化の速度を緩やかにしようとする試みです。

ホルモン補充療法(HRT)は、この年齢とともに低下していく女性ホルモンを補う治療法ですが、この治療がアンチエイジングの手立ての一つとなるようです。

過去のホルモン補充療法(HRT)の報告は副作用ばかりが表に出てしまい、マスコミを筆頭に悪い印象を与えた過ぎた感があります。米国での副作用のみを強調したHRTの治験結果については、症例の選択の仕方(年齢が高齢過ぎ、体重が重すぎ)に大変な偏りがあり現時点では見直されています。また、日本人の閉経の平均年齢は50.5才とされていますので、日本更年期学会はこれら米国のデータが日本人には当てはまらないとしています。

ホルモン補充療法(HRT)には、いくつものアンチエイジング効果があります。まず、コラーゲンの再生力が増加する事のよる皺やたるみの予防、次に女性ホルモンの減少を防いで肌に潤いやハリを保つ皮脂の分泌を促します。また、アルツハイマー病にかかるリスクを減らすとの報告もあります。さらに骨がスカスカになる骨粗鬆症を予防することができます。

ホルモン補充療法(HRT)の薬剤投与法には、内服薬として飲む方法や、湿布のように皮膚に貼り付ける方法、さらに透明なゲル状の塗るタイプなどいろいろな種類がありますので、ご自身のライフスタイルにあった投与方法を是非試してみましょう。

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