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骨そしょう症が予測できるツール FRAX

WHO(世界保健機関)が開発し、2008年2月に発表した骨折リスクの評価法です。

 閉経前後の2年間に、骨粗鬆症は進行します。骨量が明らかに減少しているのかどうか、骨折のリスクが何パーセントあるかを、何の検査も受けることなしに評価できる方法があります。

FRAX(骨折リスクアセスメントツール)と言う骨折リスク評価法です。
1.年齢
2.性別
3.体重
4.身長
5.骨折歴
6.両側の大腿骨骨折歴
7.喫煙
8.糖質コルチコイド(プレドニゾロン5mgを3ヶ月以上
9.関節リウマチ
10.続発性骨粗鬆症(糖尿病、骨形成不全症、甲状線機能亢進症、性腺機能低下症、早発閉経(45才未満)栄養失調    など
11.アルコール摂取(アルコール1単位は、アルコール量で8~10g、日本酒1合23gかんびる350ml12g   ワイングラス1杯12gなど)
12.大腿骨頚部骨密度(不明でも可)

これらの項目に答えると今後10年間の骨折の可能性を計算してくれます。
インターネットのできないかアタやホームページにアクセスが分からない方は、お子さんやお孫さんにお尋ねなれば簡単にできます。
算出された確率が 15%異常の場合には、骨粗鬆症の治療を始めた方がよいので産婦人科(男性であれば整形外科)を受診しましょう。寝たきりの原因になる骨折の原因を早くから見つける。リスクの高い人たちを見つけ出して予防するそんな時代になってきました。
ただし75才以上では、このツールでは計算できません。

■ WHO骨折リスク評価ツール
 ・ 計算ツール

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