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正確な分娩予定日の決め方

 生理的には排卵日の性交渉で成立した受精卵(卵管膨大部で受精したたまご)が分割を繰り返しながら卵管という管を下り約10日後には子宮に根つきます(着床)。これを妊娠の成立と言います。

① 最終月経から決める方法

月経周期がきちんと28日で、ほとんどくるうことがないお母さんの場合には、分娩予定日は最終月経の始まった日から280日目になります。
ただし、月経周期が不順であったり流産・分娩後などに無月経のまま妊娠した例の分娩予定日の決定にはこの方法は不適当です。

② 基礎体温から決める方法

基礎体温表から、排卵日と考えられる日を妊娠2週0日として計算します(266日を加えた日)。

③ 不妊治療による妊娠の場合

排卵誘発を行った日を妊娠2週0日とします。

④ 妊娠反応検査による場合

胎盤の元になる絨毛が作り出すホルモン(hCG)の値から推定します。hCGの値が200単位の時には少なくとも妊娠4週以上になっています。

けれども一番正確な決定方法は

⑤ 超音波計測値による場合

誤差が少なくもっとも客観的に評価できるのは超音波検査による方法です。胎囊(赤ちゃんの発生してくる袋)や赤ちゃんの頭からおしりまでの長さ(CRL)赤ちゃんの頭の直径(BPD)により妊娠時期を推定し分娩予定日を決める方法です。±3~4日間の誤差範囲です。

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